西山雄二×熊野純彦トークセッション
《第2版》(4月21日)
※トークセッションの感想文をアップしました(下の方です)。
※ 西山雄二×熊野純彦トークセッション『哲学と大学』は大盛況のうちに終了しました。熊野先生、西山先生、お疲れ様でした。そして会場に駆付けてくださった40名近いお客様、本当にありがとうございました。
タイトル:哲学と大学 大学において私たちは何を希望することを許されているのか
■ 出演者
西山雄二(哲学者)
熊野純彦(哲学者)
■ 概要
カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、デリダら思想史に名を残す哲学者たちは、各々がおかれた時代の要請に応え、数々の大学論を著わしています。彼らは学問の有用性と無用性、人文科学と自然科学、教師と学生、哲学と哲学研究といった関係を批判的に問い直し、大学の理念的基礎を模索しました。グローバル資本主義による市場原理の導入が進むなか、いま大学はかつてない危機に晒されています。大学存立の意味が問われる困難の時代に哲学研究・教育の最前線に立つ二人が、来たるべき大学、来たるべき人文知のすがたを探ります。
■ 会場 : ジュンク堂書店新宿店
■ 日時 : 2009年4月16日(木)18:30〜20:00
■ プロフィール
1958年生まれ。東京大学人文社会系研究科教授。著書に『カント―世界の限界を経験することは可能か』(日本放送出版協会)、『ヘーゲル―〈他なるもの〉をめぐる思考』(筑摩書房)、『レヴィナス入門』(ちくま新書)、『レヴィナス―移ろいゆくものへの視線』(岩波書店)、『西洋哲学史』(岩波新書)など。
1971年生まれ。東京大学特任講師(グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」所属)。著書に『異議申し立てとしての文学―モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房)。訳書に、ジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社)、『名を救う』(未來社)、カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来―可塑性・時間性・弁証法』(未來社)など。
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